- ふるさと納税を利用した場合の確定申告の期限や手続き方法を知りたい！
ふるさと納税の確定申告は複雑でわかりにくいですよね…。
そこで今回はフリーランス活動中の私が、確定申告が初めての方でも安心して進められる情報をお届けします
- ふるさと納税で確定申告が必要な人は？
- 期限はいつまで？
- 確定申告に必要な書類は？
- 確定申告の手続きのポイントを簡単解説！
ふるさと納税で寄付金控除を申告すると税金の還付・控除が受けられます。
確定申告の期限を過ぎると税金の還付・控除が受けられなくなることに。
分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください！
ふるさと納税で確定申告が必要な人をまとめました
ふるさと納税の確定申告が必須になる人は、以下の中からひとつでも当てはまる場合です
特に個人事業主(フリーランス)の方は、毎年確定申告を行う義務があります。
ふるさと納税を利用している場合、寄附金控除を申告に含めなければなりません。
とはいえ、「ワンストップ特例制度」の利用対象者など、ふるさと納税を利用したすべての人が確定申告が必要というわけではありません。
まず、確定申告が必要な条件を確認しましょう。
ふるさと納税の確定申告の期限はいつまで？
ふるさと納税を含む確定申告の期限は、毎年2月16日～3月15日までが通常。
期限最終日が土日祝日にあたる場合は、翌平日が締切日となります。
もし還付申告を行う場合は、寄付をした翌年の1月1日から5年間提出ができます。
ふるさと納税で寄付をしたら、「確定申告」または「ワンストップ特例制度」で税金控除をする手続き方法があります。
確定申告の期限は毎年決まっています。
期限を守らないと控除を受けられない可能性があるため、事前にスケジュールを把握しておきましょう。
ワンストップ特例制度の利用で確定申告は不要
- ワンストップ特例制度とは？⇒
確定申告不要で税金控除を受けられる制度
ワンストップ特例制度は、以下の利用条件をクリアする必要があります
上記の利用条件に当てはまれば、確定申告不要でふるさと納税の寄付金控除を受けられます。
ただし提出期限を過ぎたり自治体数が6つ以上になると確定申告が必要に。
その場合は、ご自身で確定申告を行うようにしましょう。
使える条件は？
参照：国税庁|ふるさと納税をされた方へ
ふるさと納税の寄附金控除はいつから？
ふるさと納税の寄附金控除が適用になると節税効果を得られるメリットがあります。
控除期間は住民税と所得税によって違いが…。
ふるさと納税は毎年1月1日～12月31日までに決済完了した場合が申込期間になりますが、
- 住民税⇒
翌年6月以降に納める税期分から控除対象 - 所得税⇒
当年分の所得金額から控除され、翌年に確定申告後に還付される
本来納める税額から減額されたり確定申告後に還付されます。
ふるさと納税の寄附額が2,000円を超える部分が、翌年の所得税や住民税から差し引かれる形式です。
寄附金控除について
ふるさと納税は、地方公共団体への寄附金として、確定申告における寄附金控除の対象となり、
ふるさと納税の金額について一定の限度額までは、その金額から2千円を差し引いた金額が所得税と翌年度の個人住民税から控除されます。引用元：国税庁|ふるさと納税をされた方へ
ふるさと納税の確定申告に必要な書類一覧
確定申告をスムーズに行うためには、必要な書類を事前に準備しておくことが重要。
今回はふるさと納税で必要となる書類に絞ってリストアップしました
| 必要書類 | 説明 |
|---|---|
| 寄附金受領証明書 | 各自治体から送付される証明書で、寄附金額を証明する重要な書類。 申請するすべての寄付に対して1枚ずつ証明書が必要 |
| 源泉徴収票 | 会社員の方が年末調整で勤務先から受け取る書類。 収入や税額を申告する際に必要 |
| 控除申告書（確定申告書Bなど） | 税務署や国税庁のホームページからダウンロードする |
| マイナンバーカードまたは通知カード | e-Taxを利用する場合または税務署で申告する際に必要 |
| 振込口座情報 | 還付金を受け取るための金融口座情報 |
窓口・郵送で提出する場合
- 寄付金控除に関する証明書または寄付金受領証明書
- 源泉徴収票
- 還付金の受取口座
- 本人確認書類⇒
マイナンバーカードなど（郵送の場合は書類のコピー）
オンラインで申告する場合
- 寄付金控除に関する証明書
- 源泉徴収票
- 還付金の受取口座
- マイナンバーカード
- オンライン対応のスマートフォン
確定申告の手続きのポイントを簡単解説！
確定申告にはいくつかの手続き方法があります。
難しく感じるかもしれませんが、必要な情報さえ揃えば確定申告の手続きは意外と簡単。
以下の表にまとめたので自分に合った方法を探してみてください
| 手続き方法 | メリット | デメリット | 適正な人 |
|---|---|---|---|
| 1. 窓口提出 | 職員に直接質問ができるため、初心者でも確認しながら安心して進められる | ・税務署が混雑する可能性が高い ・時間に余裕がないと対応が難しい | 対面で質問しながら進めたい人 |
| 2. 郵送での提出 | 税務署に行く必要がなく、好きなタイミングで提出できる | ・書類不備があった場合、修正に時間がかかる ・税務署に確認できない | ・忙しい会社員 ・対面対応が不要な主婦・シニア世代 |
| 3. e-Tax（電子申告） | ・自宅で全て完結できる ・税務署に行く手間が省ける ・還付金を早く受け取れる | ・マイナンバーカードが必要 ・デジタルに慣れていないと手間取る可能性がある | ・在宅勤務の人 ・ITに慣れた若年層 ・フリーランスや個人事業主 |
確定申告の期間は毎年2月16日～3月15日と比較的短いです。
最終日に近づくほど税務署やe-Taxのシステムが混雑することも考えられます。
書類不備が発覚しても修正する時間が取れるように、余裕をもって申告を進めましょう。
e-Taxで申告書の作成・提出する
e-Tax（電子申告）は、インターネットを利用して確定申告書を作成・提出できる便利な方法
事前にマイナンバーカードや電子証明書の準備が必要ですが、自宅から手続きが完了するため、忙しい人やデジタルに慣れた人にはベストな選択肢。
効率的に手続きが進むe-Taxは、節税効果の大きい青色申告にもベストな方法です。
e-Taxで作成するなら⇒
国税庁 確定申告書等作成コーナー
ふるさと納税の確定申告でよくあるQ&A
- Q寄附金受領証明書はすべて揃えなければいけませんか？
- A
はい、寄附金控除を申請するには、各自治体から送付される「寄附金受領証明書」が必要です。1つでも不足していると控除を受けられないため、寄附先が複数ある場合はすべて揃えましょう。
- Qワンストップ特例制度を利用した場合、確定申告で寄附金控除を申請できますか？
- A
いいえ、ワンストップ特例制度を利用した場合、確定申告で寄附金控除を申請すると二重申請となる可能性があります。特例制度を利用したかを確認し、不明な点があれば自治体に問い合わせてください。
- Q確定申告の提出期限を過ぎてしまった場合はどうなりますか？
- A
寄附金控除を受けられなくなる可能性があります。余裕を持ったスケジュールで準備を進め、期限内に必ず手続きを完了させましょう。
- Q寄附金受領証明書を紛失してしまった場合、どうすれば良いですか？
- A
寄附先の自治体に問い合わせれば再発行が可能です。自治体によって手続きに時間がかかる場合があるため、早めに依頼することをおすすめします。
- Q記入ミスや漏れに気づいた場合、修正できますか？
- A
はい、確定申告期間内であれば訂正申告が可能です。提出後にミスが発覚した場合でも、税務署に相談すれば修正申告ができます。
確定申告手続きでふるさと納税のメリットを最大限活用してください。
詳しくは国税庁のホームページ
まとめ：確定申告の期限を守ってふるさと納税のメリットを最大化しよう！
ふるさと納税は税金控除の大きなメリットを得られる制度。
確定申告を期限内に行うことが重要です。
手続きは複雑に思えるかもしれませんが、必要な書類を揃えて早めに準備を進めればスムーズに完了できます。
この記事を参考に、ふるさと納税のメリットを最大限活用しましょう！
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