【仕事辞めたいけど次がない40代】退職すべき判断基準とやること4つ

40代だと仕事辞めたいけど次がないと周りから言われるので躊躇しますよね。

結論からいうと新しい可能性を探れば道は開けます。

今回は「仕事辞めたいけど次がない40代」をテーマに以下の見出しをご紹介します

実際私は仕事辞めたいけど次がなく八方塞がりの状態でしたが、フリーランスの働き方に変えて脱出できました。

「自分には選択肢がない」と感じている方でも、一歩踏み出すヒントが見つかるはずです。

次を決めずに仕事を辞める40代の人は珍しくない

リクルートの調査によると、次の勤務先を決めずに退職するのは珍しいことではありません

引用元：就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022

40代の人は46.1%で、約2人に1人が次を決めずに仕事を辞める結果。

退職と転職先が同時の人も15.7%います。

希少価値の高いスキルを持っていれば、スムーズに転職できる可能性があるからです。

仕事辞めたいけど次がない40代が退職すべき判断基準

仕事辞めたいけど次がない40代が退職すべき判断基準はあります

実際私は仕事辞めたいけど次がないのでストレスを感じながらも働き続けましたが、体調を崩して結局は退職する流れに。

日本には医師に診断書を書いてもらうことで、傷病手当金が支給されるケースがあります

病気やケガで会社を休んだときは傷病手当金が受けられます。
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度で、
被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。

引用元：全国健康保険協会

有給を取得したり休職したりして、精神状態を回復させてから新しい働き方に移る方法があります。

現状維持が最良とは限りません。視野を広く持つようにしましょう。

40代で仕事を辞めたい人がやること4つ

40代になると、環境の変化からこれまでの働き方に疑問を感じる人が多くなります。

とはいえ、何の準備もなしで次の職場を探すのはリスク大。

これから「40代で仕事を辞めたい人がやること4つ」を解説します

辞める原因を明確にする

40代で仕事を辞めたい人は原因を具体的に掘り下げていきましょう

悩みの原因を探っていけば、配置転換や在宅勤務の導入など辞めずに解決策になる場合もあります。

一方で感情的な判断から「仕事が嫌だ」という気持ちだけで決断するのは危険。

私自身、転職先の職場でも同じ理由で辞めた苦い経験が。

ノートなどに書き出して辞める原因を明確にすると考えを整理できるようになります。

これまでの経験の棚卸しをする

スキルや実績がないと感じている40代の人でも、これまでの人生で培った「経験」や「強み」を掘り起こすことは可能です

コミュニケーションスキル	取引先とのクレーム対応
時間管理能力	納期に合わせて作業を効率よくこなす経験
問題解決力	誰もが面倒に感じるような雑用や作業をした

普段日常から自分にとっては当たり前と思っていることも、立派なスキルに変えられます。

自分の価値を発見すれば、新しい仕事に挑戦する意欲向上にもつながります。

長期的なビジョンを描く

「今すぐに仕事辞めたい」といった短期的な不安だけでなく、5年後・10年後の長期的なビジョンを考えることは重要

目指す方向が定まったら、学ぶ時間をスケジュールに組み込む形です。

ムダな時間から削ると学ぶ時間に組み込みやすくなります。

生活資金を貯める

40代で仕事を辞めたい人がやることの最重要項目は生活資金を貯めること。

40代が次の職場を決めるまで6ヶ月以上は貯めておきましょう。

その理由は、以下のデータから転職先が決まるまでに時間がかかるから

「就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022」によると、
40代の場合、前職を退職後に次の転職先が決まるまでに平均4.1ヶ月かかることがわかりました。

引用元：就業者の転職や価値観等に関する実態調査2022

40代で既婚者の人は、生活費や子どもの教育費などを計算する必要があります。

次の収入源が決まらずに退職した場合、失業手当が入るまでの間は貯金を切り崩すライフスタイルに。

自分の置かれている環境をしっかり整理して生活資金を確保するようにしましょう。

仕事辞めて次がない40代にならないための注意点

仕事辞めて次がない40代にならないためには以下の注意点があります

一時的な感情で退職届を出すのは危険。

私は転職失敗を繰り返した苦い経験があります。

家族や信頼できる友人に相談して、第三者の視点を取り入れることでより正確な判断ができます。

退職後に備えた生活費の見直しや貯金を貯めておくのも重要です。

仕事辞めたいけど次がない40代の対処法

自分に合ったやり方で行動するのが大切。

1つずつ解説します。

有給を使う

仕事辞めたいけど次がない40代の人が有休を使うのは効果的な対処法。

以下のメリットがあります

自分自身の考えを整理する時間を持つことができるので、これからの働き方で新しいアイデアが出ることもあります。

キャリアカウンセリングを受ける

自分のスキルや経験、価値観について見直すと新しい発見ができます。

仕事に対するモチベーションが下がっているときほど、

このような自己認識を持つことが重要。

過去の成功体験や、自分が得意とする分野を振り返ることで、自己肯定感を取り戻し、次に進むべき方向が見えてきます。

副業を始めて新しいスキル開拓する

仕事辞めたいけど次がない40代にとって副業は新しい可能性を探る最も有効な対処法。

実際私は仕事辞めたいけど次がなく八方塞がりの状態のとき、副業を始めてライティングスキルを開拓できました。

以下の方法で取り組むと続けやすいです

本業を続けながら副業を小さく始めていくと金銭的なリスクが軽減されます。

副業は時間を確保する必要があるので、無理のないところから始めていきましょう。

求人スペースを広げる

40代で仕事を辞めたい人がやること4つの自己分析から、自分のスキルや経験が活かせる業界を探す方法も。

現在は人手不足から求人数は増加傾向です。

「40代でも挑戦できる仕事」は意外と多いもの。

「未経験歓迎」「40代OK」と記載されている求人に限定せず、副業で新しいスキル開拓するをしながら、自分のスキルや経験が活かせる業界にも視野を広げてみましょう。

転職して心機一転できる場所を探す

仕事辞めたいけど次がない40代の人は転職活動をおすすめします。

私も転職活動から世の中の現状や自分の立ち位置を把握できました。

もし転職の求人が合わなければ断ればいいだけでリスクはありません。

自分の価値観にあう職場を見つけて、心機一転頑張ってみてください。

仕事辞めたいけど次がない40代の私が会社員からフリーランスになった成功体験

最後に40代の私が会社員からフリーランスになった成功体験をお伝えします。

良いキッカケになるかもしれないので、最後まで読み込んでみてください。

転職失敗で気づいた「自分の限界」

40代で挑戦した転職。希望に胸を膨らませて新しい職場に飛び込みましたが、現実は厳しいものでした。

転職失敗の原因は、感情的な判断から「仕事が嫌だ」という気持ちだけで決断したこと。

環境の違いに戸惑い、仕事内容も想像と違って、期待していたキャリアアップは叶いませんでした。

その頃は「もう人生詰んだのではないか」と感じていました。

しかし、そんな状況の中でふと「本当に会社員だけが道なのだろうか？」と疑問を持つようになったのです。

副業が希望の光に

転職失敗後、現職で働き続けながら新たな可能性を探りました。

思いついたのが副業。

タイピングスキルを持っていることからライティングの仕事を始めました。

最初はクラウドワークス・ランサーズなどクラウドソーシングサイトで小さく経験を積み上げる形。

収益は微々たるものでしたが、「自分の力で決めた」という感覚が新鮮で、大きな自信につながりました。

そして副業を続けるうちに、少しずつ収入が増え、本業以上のやりがいを感じるようになりました。

フリーランスへの道を選んだ理由

副業で少しずつ収入が増え始めましたが、本業とのバランスに悩まされました。

平日は会社の仕事、夜や休日は副業で体力的にも精神的にも限界を感じることが多かったです。

そこで私は「自分らしく働きたい」「やりがいを追求したい」気持ちから、フリーランスとして生きる決断を選択。

フリーランス生活のリアル

フリーランスとしての生活が始まると、最初は苦労の連続。

クライアントを探すことや、収入の波に対応するための資金計画など、会社員時代には考えてみなかった課題に直面しました。

しかし、自由な時間と仕事の選択肢を手に入れた事は、それ以上の価値をもたらしてくれました。

現在はブログ＆Webライター活動で生計を立てています。

まとめ：仕事辞めたいけど次がない40代は新しい可能性を探る

「【仕事辞めたいけど次がない40代】退職すべき判断基準とやること4つ」を解説しました。

40代で仕事を辞めたいけど次がないと悩むのは、多くの人が通る道。

しかし、冷静に現状を分析し計画的に行動すれば道は必ず開けます。

私のように「会社員からフリーランス」の道を選ぶのも一つの選択肢。

焦らず少しずつ新しい可能性を探してみてください。

40代だからこそできる挑戦が、きっとあなたを待っています。