仕事を辞めたいけど怖くて言えないと感じるのは決して珍しいことではありません。
私は過去に仕事を辞めた経験がありますが、伝えるときに怖さがありました。
過去を振り返ると仕事を辞めるのは人生の通過点といった程度。
そうはいっても、上司に「仕事を辞めたい」気持ちを伝えるのは怖さがありますよね。
そこで今回は体験談ベースで「仕事を辞めたいけど伝えるのが怖いときにやること3つ」を解説!
退職するか悩んでいる人は、リラックスして読み進めてみてください。
仕事を辞めたいのが言えない心理的な背景
仕事を辞めたいけど言えないのは、いくつか心理的な背景が絡んでいます。
1つずつ解説するので、自分の状況と照らし合わせながら読み進めてください。
怒られる・責められるのが怖い
- 「辞めたいなんて言ったら、上司に怒られるかもしれない」
- 「無責任な人と思われるかもしれない」
私が仕事を辞めるのを伝える前に感じた恐怖心です。
特に、厳しい職場環境や上下関係が強い会社だと恐怖心が増幅します。
仕事を辞めたいのが言えない心理的な背景でよくある要因です。
周囲に迷惑をかける負い目がある
- 「自分が辞めることで周りに迷惑をかけてしまう…」
責任感が強い人ほど、この感情に苦しむ傾向が。
仕事への責任感から人手不足で困難な状況を生み出さないか心配する気持ちですね。
辞める決断を先延ばしにしてしまう流れです。
退職後の人生の不安
「自分には他にできる仕事なんてないかもしれない」といった自己否定の気持ちが、仕事を辞めたいと言えない気持ちに…。
新しい環境に飛び込む勇気を持てず、現状にしがみついてしまうのです。
不安を払拭するのが現状打破のカギになります。
引き止めにあったときに困る
能力を高く評価されている場合や、重要なポジションにいる場合は、上司や経営陣からの引き止めに遭う可能性が…。
例えば、現状改善を約束されたり好条件の提示があったり、といった甘い言葉で引き止め交渉される流れ。
自分の決断に揺らぎが生じてしまいます。
退職するまでの気まずい空気
仕事を辞めるのを伝えると、退職までの期間は周囲の人たちの視線や言動が気になり、怖さを感じてしまう。
結果、辞める決断を先延ばしにしてしまうことになります。
退職後の収入が不透明
現在の職場で安定収入がある状態から、将来の収入が不透明な生活環境になるのが怖いといった心理的な背景。
収入ゼロの生活は私生活にも影響を及ぼします。
「退職後の生活資金を蓄える」「次の仕事を決める」などの対策が必要になるでしょう。
仕事を辞めたいけど言い出せないときのデメリット
仕事を辞めたいのを言えないまま我慢を続けると、次のようなデメリットが生じる可能性が…
- 精神的な疲れが蓄積する
- 自分を見失う
- 転職が不利になる
体験談ベースで1つずつ解説します。
精神的な疲れが蓄積する
仕事を辞めず無理に頑張り続けることで、精神的な疲れが蓄積。
私のケースをご紹介します
- 燃え尽き症候群:
無理をし続けることで、仕事への情熱やモチベーションが消耗 - 体調不良:
精神的な疲れから、睡眠不足や頭痛になる - 人間関係の悪化:
精神的に余裕がなくなり、同僚や上司とのコミュニケーションがうまくいかなくなる
結局は仕事を辞めることになり社会復帰するまでに1年以上かかりました。
深刻な問題になる前に新しい環境を求めるようにしましょう。
自分を見失う
仕事のストレスに追われると自分を見失うことに。
自分が大切にしたい家族や友人との時間、または趣味などを楽しむ気力が萎えてしまいます。
仕事を辞めたいけど言い出せないばかりに、人生のバランスを崩し悔いを残す結果へ。
自分にとって「本当に大切なものはなにか」考えてみてください。
転職が不利になる
仕事を辞めず無理に頑張り続けると転職が不利になります。
実際私は異業種への転職に挑戦しましたが、年齢が40代のことが影響して失敗。
20代の人は若さが武器となり、未経験でも採用される可能性があります。
全てではありませんが、転職活動は年齢が重要であることを認識する必要性もあるでしょう。
仕事を辞めたいけど伝えるのが怖いときにやること3つ
仕事を辞めたいのを言い出せない状況を打破し、自分の気持ちに素直になるためには、次のステップを踏むことが有効です
- 仕事を辞める理由を明確化する
- 身近な人に相談する
- 辞める意思を伝える準備を整える
1つずつ解説します。
仕事を辞める理由を明確化する
まず「なぜ仕事を辞めたいのか」明確にしましょう。
仕事を辞める理由を明確化すると以下のメリットがあります
決断に自信が持てるようになり、退職の意向を伝えるときも相手に理解してもらいやすくなります。
不満やストレスの原因が何なのか、紙に書き出すとより効果があります。
身近な人に相談する
一人で抱え込まずに家族や友人など身近な人に相談すると、心の内を打ち明けることで気持ちが楽になります。
また、自分では気づけなかった視点やアドバイスを得られるかもしれません。
同僚の中にも、信頼できる人がいれば打ち明けてみるのも良いでしょう。
とはいえ、私も色々な人に相談しましたが、基本的には現在の職場で仕事を続けるためのヒントが多いです。
相談するのは良いことですが、仕事を辞めるか続けるかの最終判断は自分で決めるようにしましょう。
辞める意思を伝える準備を整える
退職の具体的なタイミングや伝え方を計画しておくと不安が軽減されます。
「退職理由を簡潔にまとめておく」「上司と話す時間を事前に調整する」といった準備が効果的。
その他、上司へのリスペクトを忘れないこと。
嫌な思い出があってもそれを前面に出すのはリスク大です。
前向きな会話を意識することで、退職の過程をスムーズに進められるでしょう。
「仕事を辞めたい」を伝えるときのポイント3つ
仕事を辞めたいを伝えるときのポイントは、前もって退職後の行動をスムーズに進められるようにしておくこと。
これから、ポイント3つをわかりやすく解説します
- 退職理由を固める
- 転職先を決めておく
- 生活資金を蓄えておく
退職理由を固める
上司に「仕事を辞めたい」と伝える前に、退職理由を固めると自信を持って伝えられます。
「キャリアアップのため」「新しい分野で自己成長したい」など、前向きな理由を強調すると相手にも誠意が伝わりやすいのでBestな選択肢。
退職理由の固め方は、今後のキャリアプランを再確認すること。
新たな道に進むことでリスクとメリットをできるだけ把握することも大切です。
周囲の意見に左右されず、自己分析を行ったうえで冷静な判断を下すように心がけましょう。
転職先を決めておく
新しい職場を決めておけば、上司に自信を持って退職の意思を伝えることができます。
転職先を決めておけば気楽な気持ちで伝えられます。
退職までの手続きもスムーズに進められるでしょう。
生活資金を蓄えておく
もし次の転職先が決まっていないときは、退職後の生活資金を蓄えておくことが大切。
実際私は生活資金を1年以上蓄えてから退職の意思を伝えました。
その他、退職後の生活費や予期せぬ出費に対する備えを試算しておくことも大切。
退職後の生活資金の計画を立てておけば、心にゆとりが生まれ「仕事を辞めたい」がスムーズに言えるようになるでしょう。
仕事を辞めるとポジティブな要素もある
仕事を辞めるという行動は、一見ネガティブに捉えられがちですが、実際には自分の人生をより良くするポジティブな要素もあります。
私の体験談からプラスになったことをまとめました
「仕事を辞めたい」と言えたことで見えない恐怖から解放されて清々しい気持ちに。
自分の幸せを最優先に考え、必要であれば新しい環境を選ぶことは決して間違いではありません。
自分に合った職場や働き方を見つけることで、これまで以上に充実した毎日を送れるようになります。
まとめ:仕事を辞めたいが言えると視野が広がる
今回は「仕事を辞めたいと言えない!伝えるのが怖いときにやること3つ」解説しました
- 仕事を辞める理由を明確化する
- 身近な人に相談する
- 辞める意思を伝える準備を整える
私も仕事を辞めたいと思いながらも言えず、悩んだことがあります。
大切なのは、自分の気持ちと素直に向き合って無理をしないこと。
私は会社員を辞めてフリーランスの働き方に変えることで毎日が生き生きとした生活になりました。
辞める決断は怖いかもしれませんが、一歩踏み出すことできっと新しい未来が待っています。
あなたの幸せを最優先に考え、前向きに行動してみてください。
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