- 派遣社員はデメリットしかないと言われたんだけど……
- 派遣社員の実態が知りたい!
日本では終身雇用や年功序列が崩壊しつつありますが、それでも正社員雇用に執着する文化は残っています。
派遣社員がデメリットしかないのは、そのような文化から言われる理由もあります。
今回は、派遣社員として働いている私が以下の記事を紹介します
- 派遣社員がデメリットしかないといわれる理由は?
- 派遣社員のメリット・デメリット
- 派遣社員を有効活用できる人とできない人の特徴
- おすすめの転職エージェント3選
派遣社員の良い部分と悪い部分を理解して、これからの働き方の参考にしてみてください!
派遣社員がデメリットしかないと言われる理由は?
日本はいまだに終身雇用制の考えが根付いているので、契約期間が定められている派遣社員はデメリットしかないと言われています。
実体験としてデメリットはあります。
しかし目的をもって派遣社員の働き方をすればメリットがあるのも事実。
これから紹介する派遣社員の「メリット」「デメリット」のポイントをしっかり押さえて、あなたのライフプランにマッチングしているか見極めていきましょう!
派遣社員のデメリット5つ
ここからは派遣社員のデメリット5つを実体験も交えてご紹介します
- 派遣切りがある
- 年収は期待できない
- 役立つスキルを得られない
- 正社員から見下される
- 長期派遣だとその後の転職に苦労する
派遣切りがある
派遣社員は正社員と比べると雇用が不安定…。
例えば、契約解除されるのはこのようなケースがあります
- 派遣先の経営状況が悪くなる
- 派遣社員として派遣先で3年経過したとき
- 契約更新されない
派遣先の企業側は正社員を優先的に守るので、何かあるときに派遣切りに遭遇するのはよくあること。
実際、私は派遣社員として働いていますが、派遣先の経営状況の悪い噂が聞こえてくるとビクビクしてしまいます。
正社員と比べると弱いポジションのため、派遣切りがあることも頭に入れておく必要があります。
年収は期待できない
派遣社員は正社員と比べて基本給が安いです。
時給制なのでゴールデンウイーク・お正月など大型連休のときには、特に収入が減少する傾向…。
そのほか「基本給が上がりにくい」「ボーナスも期待できない」といったデメリットも。
正社員と比較すると仕事の負担が軽いので、仕方がないところかもしれません。
役立つスキルを得られない
派遣社員は正社員の負担をサポートする役割。
例えば「検品作業」「データ入力」「荷造り作業」のような単純作業が主な仕事。
単純作業だと、他の会社に行っても活かせる可能性は低いです。
正社員から見下される
以前と比べると転職市場も活発になっていますが、それでも日本では「終身雇用」「年功序列」の文化が根強く残っています。
「正社員で長く勤めることがステータスである」ような考えを持っている人がいるわけです。
そのような人は、「正社員は派遣社員より地位が上」と勝手なランク付けをします。
褒められた考えではありませんが、実際そのような人もいます。
長期派遣だとその後の転職に苦労する
派遣の仕事はそれほど役立つスキルを得られません。
もし3年間派遣で働いて正社員に転職しようと思っても、派遣社員の肩書だけで書類通過できないこともあります。
将来正社員で年収アップを狙うのなら、長期派遣はオススメできません。
派遣社員のメリットはデメリットと相関関係で考える
これまで派遣社員のデメリットをお伝えしました。
派遣社員の特性からデメリットがあるのは事実ですが、相関するようにメリットもあります。
ここからはメリット4つをご紹介します。
- 仕事のプレッシャーが軽い
- 定時で帰ることができる
- 未経験の仕事にチャレンジできる
- 人間関係に気をつかう必要がない
仕事のプレッシャーが軽い
派遣社員の仕事のプレッシャーを感じることは少ないです。
なぜなら、正社員の仕事をサポートする役回りが多いから。
実際派遣として働いていますが、仕事の責任追及をされることはありません。
難しい作業や責任の重い仕事は正社員の人が受け持ってくれるので、気軽な気持ちで作業に集中できますよ。
定時で帰ることができる
派遣社員は残業を命じられることはほとんどありません。
その理由として、給料や残業代は派遣元の会社が支払うため、「派遣元→派遣先の会社」へ残業させないように圧力がかけられている実情。
もちろん残業が発生したときは、派遣元から残業代が支払われます。
派遣は残業が少ないので、ワークライフバランスを整えやすいです。
未経験の仕事にチャレンジできる
派遣は未経験でも働ける求人が多くある傾向。
初めての業界・業種の方も採用のハードルが低くチャレンジしやすいです。
実際私は「ピッキング」「データ入力」の経験なしでしたが、採用されて働くことができました。
派遣で仕事をしたい方は、特別なスキルや資格を意識しなくても大丈夫です。
人間関係に気をつかう必要がない
正社員だと飲み会・イベントに強制参加されることありますよね。
その点派遣社員は参加しなくてもOK。
マイペースで人付き合いできるメリットがあります。
派遣社員を有効活用できる人の特徴3選
派遣社員のメリット・デメリットを理解しておけば有効活用できます。
これから派遣社員を有効活用できる人の特徴3つをご紹介します。
副業のために働く
副業のために派遣として働いている人は有効活用できます。
なぜなら、以下の理由があるから
- 派遣は残業が少ない
- 仕事の負担が軽いので副業に集中できる
今は在宅で副業でき、私もブログを1年以上書き続けています。
ブログは初期費用が月額1,000円程度で始められ、社会に役立つ貴重なスキルを獲得できるのでオススメですよ。
チャレンジ精神のある人は、こちらの記事をチェックしてみてください。
次へステップアップするために派遣社員として働く
「様々な業界や業種を経験したい!」など、目的を持って働いている方は派遣社員を有効活用できます。
逆に「楽そうだから」「何となく続けている」意識で働いていると、40代・50代になったとき厳しい環境に置かれることに。
今後の目的を探りながら、派遣として働くようにしていきたいですね。
大企業のノウハウを吸収したい人
派遣社員は大企業の求人が多くあります。
もし「大手企業でノウハウ吸収して次の転職に活かす」のであれば、派遣社員として働く価値があります。
大企業で働いている人の仕事ぶりを見て、あなたにできるところから吸収していきましょう!
派遣社員を有効活用できない人の特徴2選
派遣社員で実績が作れると思っている人は要注意
「派遣社員で年数を積み上げれば実績を作れる」
このように考えている人は要注意!
なぜなら、派遣社員は責任が軽いメリットのある反面、単純作業が多く誰でもできる作業が多い特徴が。
単純作業を言われるままにこなしているだけでは今後の実績を作れません。
他人任せにする人
派遣社員として働いている方、以下のことに心当たりありませんか?
- 自発的に行動しない
- 派遣だから面倒なことは社員に任せておけばいい
このように他人任せにする人はいつまで経っても成長できず、社会に役立つスキルを得ることができません。
派遣は年齢を重ねるほど紹介してもらえる案件も少なくなる傾向。
そのときスキルがないと仕事ができず厳しい状況にさらされてしまいます。
派遣社員の立場でも自分のできることを探して、自発的に仕事に取り組むようにしていきたいですね。
おすすめの転職エージェント3選
ここまで派遣社員の「メリット・デメリット・活かし方」をお伝えしましたが、今後も派遣社員として働けそうですか?
もし派遣社員のメリットを活かせないのであれば、正社員雇用の転職探しをする方が得策です。
転職探しをするなら、転職エージェントがオススメ!
転職エージェントにはこのような特徴があります
- エージェントから希望条件の求人を紹介してくれる
- 職務経歴書の作成・面接対策などのサポートがある
- 登録無料で利用できる
転職サイトは自分で新たな働き場所を探さなければいけませんが、転職エージェントの場合は転職のプロからサポートを受けられます。
さまざまな転職エージェントからオススメなところ3社をピックアップしました
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- マイナビエージェント⇒20代・30代向けの求人が多く、状況に応じた個別サポートあり
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私は上記3社の転職エージェントを利用しましたが、的確なサポートをしてもらえた感触があります。
優良企業の求人も多くあるので、転職するならぜひ利用してみてください。
明るい未来を作れるように頑張っていきましょう!
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